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流行のしくみ・・・

流行(りゅうこう、はやり)
Mode、Trend、Fad、Fashion
渋電(渋谷電脳リサーチ)では、ある特定の物事に ”人気がある、支持を得ている状態” を表す言葉とします。

語源:
「流行」の語源は、「物事が河の流れる様のごとく世間に流布する」 意味を表わす漢語。
徳の広まることや、はやり病(疫病)が広まることを指した。
日本においては『流行』は動詞の『はやる』と混同され、使用されるようになった。

分類:
流行の展開過程は、その発生・成長から衰退・消滅までをいくつかの段階で捉え、分類することができる。
  1.. 潜在期:ある様式が生み出され、それがごく限られた人々に試行される時期
  2.. 発生期:試行過程を経て、新しい様式の存在が人々に知られ、同調者が現れる時期
  3.. 成長期:新しい様式に同調する人々の数が増加し一斉に、普及率が拡大していく時期
  4.. 成熟期:普及が最大の水準に達し、その伸びが鈍化していく時期
  5.. 衰退期:後発的に採用する人もいるがそれ以上に採用をやめる人の数が増える時期
  6.. 消滅期:採用する者が少なくなり、その様式が消滅していく時期

発生源:
流行の発生源はおおきく、「コレクション主導型」と「ストリート主導型」の2方向に分類できると考えます。

コレクション主導型
欧米のハイファッション/モードの世界。長らく世界のファッショントレンドを牽引、絶対的な影響を誇ってきました。
依然、流行の源泉として大きなパワーを持ちます。約1年先のコレクションが毎シーズン発表され、各業界がその情報を踏まえ商品・サービスの開発を行います。

ストリート主導型
コレクションから提案・発生されたトレンドには、タイミングを逃し、その年にはマスに繋がらなかったものが存在します。時にそれらが時間を置いてストリートで流行となる事があります。
また、コレクションとは関係の無い(または関係無いように見える)流行が発生することもあります。
ストリート、ゴスロリ、ギャル系など、独自の世界観を持ったコアなファンで形成されるファッションゾーンにはその分野独自の流行が存在します。
一方、
コレクショントレンドを把握しつつ、”自分琉スタイル”を作り上げるハイレベルな人物も多数現れ、ストリート全体のレベルを押し上げています。


*
2009年4月 追記
イノベーター理論について

イノベーター理論とは1962年に米・スタンフォード大学の社会学者、エベレット・M・ロジャース教授(Everett M. Rogers)が提唱したイノベーション普及に関する理論で、商品購入の態度を新商品購入の早い順に五つに分類したものです。

▼イノベーター(Innovators:革新者):
 冒険心にあふれ、新しいものを進んで採用する人。
 市場全体の2.5%。

▼アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者):
 流行に敏感で、情報収集を自ら行い、判断する人。
 他の消費層への影響力が大きく、オピニオンリーダーとも呼ばれる。
 市場全体の13.5%。

▼アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者):
 比較的慎重派な人。平均より早くに新しいものを取り入れる。ブリッジピープルとも呼ばれる。
 市場全体の34.0%。

▼レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者):
 比較的懐疑的な人。
 周囲の大多数が試している場面を見てから同じ選択をする。フォロワーズとも呼ばれる。
 市場全体の34.0%。

▼ラガード(Laggards:遅滞者):
 最も保守的な人。流行や世の中の動きに関心が薄い。
 イノベーションが伝統になるまで採用しない。伝統主義者とも訳される。
 市場全体の16.0%。

2007年初頭 記述
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